バニキ

ヤング・アダルト・ニューヨークのバニキのレビュー・感想・評価

3.8
『ヤング・アダルト・ニューヨーク』観ました。次代のウッディ・アレンと評されるノア・バームバック監督作。その評通りに、オトナになりきれない大人の悲哀を面白可笑しく描いていた。若さは最大の武器でもあり、時に恐れを知らない怖さもある。自分は”若い”と思っていても、知らぬ間に老いは忍び寄ってきている。それは肉体的なものだけではなく。。。しかしそれに備わっている精神を自分は持っているのか?途中どちらが本当の大人で、どちらが子供なのかわからなくなるのが非常にシニカルで唸らされた。ラストもなかなか意味ありげで良い。
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