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人間人形 デッドドヲルのwetsandのレビュー・感想・評価

人間人形 デッドドヲル(2004年製作の映画)
2.5
ある彫刻家はあまりにも綺麗な恋人を独占欲ゆえに殺してしまう。そしてその死体を保存し、愛していた。
ある日配送業者がその死体を偶然目にすると、魅入ってしまい、争った彫刻家を誤って殺してしまう。
その死体を見たものはあまりの美しさにとり憑かれてしまい、次々と持ち主を殺し奪い取り、果てには自滅してしまう。
そして様々な持ち主を経て、死体は彫刻家のもとへ戻る。それは死体の意思なのか、彫刻家の死してものこる独占欲の執念か。
死体に魅せられたものの視点では、死体が生きているかのように見え、会話している。一方そうでないものにはマネキンに見える。という演出が分かりやすくて良かった。
ドラマもなければ掘り下げるテーマも得づらい、それでも深夜に流れていたらお酒を飲みながら見てしまうかもしれない。そんな映画。
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