イラン・イラク紛争まっただ中1980年が舞台。
父親は医者で戦地を飛び交う、主人公である母親もまた医者になろうとするがうまくいかず、心の余裕がなくなっていき、子育てにも影響がでてきてしまう。
空襲など、背景が戦争なので不気味さを強調し緊張感がよりでてる。ホラーじゃないのかな?と思ったらガレージのドアが勝手に開いてる、人形が見つからないなど徐々に異変がくる。
魅せ方が不気味だし、舞台が中東なので女性は肌を隠す文化などを織り交ぜ、新鮮に観れた。
人形を前にしての母親のセリフ。ママはお医者さんだものという所が素敵だった。
恐怖と不安がある場所に風は吹く…
その中、親子の絆が試される