のんの

ベル&セバスチャンののんののレビュー・感想・評価

ベル&セバスチャン(2013年製作の映画)
4.1
とんでもなく良い映画に出会ってしまったー。
犬の映画は絶対泣くから観ないようにしてたけど、アルプスの壮大な景色と真っ白いモフモフ大型犬の映画を、観ないわけにいかなかった。笑

結果、
本当に素晴らしい一本でした。

なんせセバスチャン演じる少年フェリックス・ボッスエの演技が天才的。そして、まぁ泣くよね。犬の映画って。ベルが登場するだけで泣いてしまう。。

なんかの記事に、監督のニコラ・ヴァニエは、"映画監督"というよりむしろ"冒険家"だ、と書いてあって納得した。だって「犬と少年の友情」がテーマの映画の割に、スケールがデカいんだもの。大自然の雄大な美と過酷さを最大限に見せてくれる作品だ。

背景のナチスによるユダヤ人迫害は最初少しわかりづらいけど、どちらかというとヒューマンな部分が主な映画なので個人的にはバランスがとても良かった。
というか、戦争・家族愛・恋愛・友情・冒険・大自然などの要素を、こんなにバランス良く纏められている映画ってほんとう凄い。

色々満たされた。



調べたら、
なんと続編があるらしい。
観なきゃ!
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