病気物の映画って嫌い。
悲しくなるし息が詰まりそうなくらい泣ける。
でも良い映画だった。
お互いを思う気持ちが素敵だった。
微笑ましくてこの2人の幸せがもっと長く続いたらどんなに良いのかなって思えた。
病気を持ってることで常に生死と向き合う事になるって本当にしんどいだろうなって、でもそれだからこそ周りも本人も時間を大事に出来てるようで皮肉だなと思う。
ピーター・ヴァン・ホーテンの存在や、アキレスと亀、トロッコ問題の話、ヘーゼルが小説の先を気になってたことや、ガスの皆んなの記憶に残りたい気持ち、0と1の間には無限の数があって無限には大小があるって話とか言葉や行動一つ一つに色々考えさせられたり登場人物の気持ちが込められてて、ゆっくり考えながらまた見返してみたい。
ベイビー・ドライバーとはまた違ったアンセルも良かった。
2022.74
