レスター

きっと、星のせいじゃない。のレスターのレビュー・感想・評価

2.0
ある人物の登場以前以後で、雰囲気が違う印象を受けた。
ピュアな雰囲気の中、後半に薬味がきた印象。
終わりが見えている時こそ、大切さがわかる。
忘れられる事は死ぬよりも怖い、というのもわかる。

ガスはいつも明るく振舞っていて、いい奴なのだけど、あえて弱さを大事な人に見せようとしないのが引っかかってる。
「無限の大小」にも関わってくるので、着地はしているものの、ちょっとモヤモヤしてる。

友人のアイザックが良い味を出していて、あの関係をもっと押し出していいと思う。
正直、恋愛要素よりも友情要素の方がグッときました。

「おみおくりの作法」と同じ台詞が出てきたが、解釈は異なるものになっていた。
このシーンといい、チャットシーンといい、全体的にやや淡白な印象もある。
悪くはないんだけど、うーん。