長靴を吐いたネコ

新宿スワンの長靴を吐いたネコのネタバレレビュー・内容・結末

新宿スワン(2015年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

※ネタバレ全く自重していませんので、今後観る予定のある方は読まないことをお薦めします。
**********
【新宿スワン】 (Theatre)
2015年
総合評価 3.1 → ☆3.1

「シナリオ」 (1.0) … 3 → 3
「演出全般」 (1.2) … 3 → 3.6
「心理効果」 (1.5) … 3 → 4.5
「視覚効果」 (1.1) … 3 → 3.3
「音響効果」 (0.9) … 3 → 2.7
「教養/啓発」 (0.8) … 3 → 2.4
「俳優/声優」 (0.7) … 4 → 2.8
「独創性」 (0.8) … 3 → 2.4
**********
【ストーリー】
お水や風俗のスカウトボーイ達が繰り広げる、夜の仁義無き戦い(エロはほとんど無いです)。
**********
【魅力】
・原作の再現度
・夜の世界の勉強になる
・沢尻エリカ

【不満】
・園子温的な個性がイマイチ感じられない
・シナリオが雑

**********
【少し突っ込んだ感想】
原作が既に毒気のある、新宿の裏世界の話な分、監督そのものの毒気があまり感じられなかった。上品な原作を、毒気で無茶苦茶にするのは得意なのに…。

役者の選出及び再限度は、かなり評価できます。これが月並な監督ならば、主人公の白鳥がジャニーズ系イケメンになってるとこでした。原作は少ししか読んでませんが、ストーリー上の面白い部分は、かなり原作由来だと思われます。それは壊さなかったのは評価だけど、壊れた映画を観に来た私としては、少し不完全燃焼です。

お水っぽい女の子が多数出てきて、ある種の目の保養にはなりましたが、沢尻エリカの存在感がハンパ無かったです。
**********