テックス・エイブリーの傑作編その1。
テックス・エイブリーとは1940年代〜に活躍したアメリカのアニメーター。
40歳代以上の人には、テレビ放映《トム&ジェリー》の「真ん中のお話」でお馴染みでしょう。
「ドルーピー」「スパイク」「デカ吉チビ助」「バッグス・バニー」などの生みの親。
身体がゴムのように伸びたり、陶器のように割れたり、身体が穴だらけになっても決して死なない、そんな彼の作風は多くのアニメに影響を与えています。
そもそも、MGM劇場映画の幕間や前座として作られたので、10分弱というショートアニメですが、
その時々の社会風刺を、スピーディーでテンポの良い演出の痛快コメディーとして作られています。
ボクの大好きな「口笛を吹くマヌケな狼」は入ってませんが、どの作品もわかっちゃいるけど笑ってしまう名作揃いです。