ストーリー自体は崩壊した地球とA. I.の台頭や人類の進化の可能性を描いたサイバーSFで、現代が抱える格差社会や煮詰まった資本主義や環境問題の閉塞感などの社会問題も盛り込んでおり、好きな感じで面白かった。
ただ、主人公のキャラデザインはこんな競泳水着みたいな格好してないとあかんの？って感じだった。明らかに無駄な飾りだらけだし。
ヘアスタイルも超ロングで明らかに邪魔だし。絶対乗り物に巻き込まれるだろっていう。
電子戦に長けたテロリストを調査、索敵、排除する任務でしょ？なんでオタクのコスプレみたいな格好やねんみたいな。
これが、萌えなのか…。主人公は脳の情報を電子化して物理的な肉体を捨て、地球の衛星軌道上の巨大サーバに移住した人類のエージェントで、地球に降下し実地調査するにあたり、電子化した脳の情報を10代の自身のクローン体の脳にダウンロードさせ荒廃した地球に出発します。
それが巨乳でハミケツでロングヘアのロリという。
人型戦闘ユニットのデザインの球体や卵型からトランスフォームする感じはカッケーってなったし、終盤のバトルは大迫力で凄かったです。
攻殻機動隊やガンダム、マクロス、オネアミスの翼など日本のSFアニメの傑作をお手本にした良作だと思います。
オタッキーな性欲をもっと抑えればもっと幅広く評価される作品になったのではと思う残念賞。
