ぽんず

フューリーのぽんずのレビュー・感想・評価

フューリー(2014年製作の映画)
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戦争系の映画はよく見るのですが、その中でもすごく切なくなる一作でした。

長期戦や仲間の戦死によって、兵士たちが
疲弊し切った状態で話が始まりす。そこがこの映画の特徴だと思います。『戦争の残酷さ』をマジマジだと見せつけられた印象です。そう言った中で、新米兵士の戦争に対する葛藤だったり、簡単に打ち砕かれる様は妙にリアルでした。
あとは、信仰描写が多かったです。今では無宗教の人なんてザラですが、当時はどれほど宗教(信仰)が心の拠り所になっただろうかと。(日本では天皇万歳でしたが、信仰という意味では一緒かと。)信仰について考えさせられます。

最後こそ美談で終わりますが、何が正しくて何が正解なのかわからないのが最も辛いことなのかもしれません。
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