YAMADA

フューリーのYAMADAのレビュー・感想・評価

フューリー(2014年製作の映画)
3.9
ものすごい緊張感だった。
生きたいって思えるのって、すごい才能だと、ふと思った。

戦車ってさ、ホントカッコいいと思うし
小さい頃に乗せてもらって高まってたし
今もテンションはあがるものの。
実際に戦車をどう使ってるかって考えると、な。

戦争ってさ、どっち側目線で見るかで、ホントに変わるよね。
人生もそうか。
自分目線か、他人目線か。
だいぶ変わるよね。

環境が人を変えるってよく言うけど、ほんとそれな!
人間って適応能力高いと思うわ。
適応しないと、動物として全滅しちゃうもんね。
戦地から生き残ったとて、メンタルぶっ壊れるだろうし。

どんな環境に居るかで、人の在り方が変わるんだから
やっぱり過酷なストレスかかる職場で1日の大半を過ごすことは大反対だわ!
だからさ、恋人とか家族とか友達の体型とか性格とか、どんな人と一緒にいるかも大事なんやて!
ね。環境だわ。

下品なやつらはもともと下品なのかもだが、あんな悪態ついて茶化してるのも、戦争で過酷な体験してるからだろうし。


フューリーに乗ってる5人に、死なないで!って思っちゃう。
でもさ、ナチ側だって物語はあるし。

とはいえ、ラストの十字路のシーンは言葉を失うわ。
ラストの画が、とてつもなかったな。

ボスの判断力の凄さな。
ブラピかっこよかったな〜
背中の傷がもう、、、背負ってるわ泣
仲間を死なせないために冷酷になってるんだもん。
なんとも言えない表情をたくさんみた。


ノーマンの顔つきが変わったのがすごい。
かなり無理矢理だが、自分の意志で殺したくない人を殺す前と殺した後。
そして、あれだけ人を殺せなかったし躊躇ってたのに、ファックナチ!ってすげぇ殺してる時の表情とか
はじめして〜からは想像できないくらい、最後の助かった安堵で車に乗る顔つきな。
役者さんとしてすごいと思った。
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