ぐり

フューリーのぐりのレビュー・感想・評価

フューリー(2014年製作の映画)
4.4
第二次世界大戦時の1945年4月、連合国軍がドイツに勝利間近の時のドイツ国内で次々と攻勢を仕掛けていく時の物語。

なんとなく見ていてプライベートライアンと近いものがあるのかなと感じた。
ブラッド・ピット演じるコリアーが「フューリー」号の車長を演じる。
ブラッド・ピットのリーダーシップ、頼り甲斐、男としての生き様などすごくいい演技が見られた。昔と違って年齢も重ねてはくがでてきたなとつくづく痛感。

ドイツの街で女性二人の家での振る舞いは、アメリカ軍兵士でありながら相手国ドイツ国内のドイツ人女性に対する配慮も感じられたし、ローガン・ラーマン演じるノーマンに教えというものを見られたシーンでとても印象深い。

最後の追い込まれた中での作戦は映画ならではであったが、臨場感、諦めない姿勢、勝利間近でも亡くなるアメリカ軍兵士というものがとても伝えられた。

コリアーがノーマンに言った、

"Ideal is a peaceful, history is violent."
"理想は平和だが、歴史は残酷だ。"

はとても心の残る名言。
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