ナイトリッチ

フューリーのナイトリッチのレビュー・感想・評価

フューリー(2014年製作の映画)
5.0
★第二次世界大戦中のドイツ。アメリカの戦車フューリーは、ナチスに最後の攻撃を仕掛けようとしていた。

#めちゃくちゃ格好いい上司ブラピ

#「動くものは全部殺せ」「武器を持ったドイツ野郎は全員殺せ」って指示するブラピ、
SSに摑みかかろうとして引き剥がされて「ナチ野郎!」とツバを吐くブラピ、
仲間と下品なジョークを言い合ってヘッヘッヘ(笑)って笑うブラピ、
ブラピの良さがぎゅっと詰まっている

#仲間の死のあとも部下にテキパキ命令を出し、あまりのテキパキさに部下に唾を吐かれるもシャキッと戦車の裏まで歩いていって、戦車の裏で仲間の死を悼んでちょっと泣く上司ブラピ、走ってって抱きしめたくなる

#新入りくん、本当に純朴でおとなしくタイピングしてそうなタイプの青年って感じなのに、女を抱いたあとは一人前の男の雰囲気にガラッと変わって、このローガン・ラーマンという俳優さん、演技力がすごい

#戦車って何かね、戦闘機や戦艦に比べて地味なイメージを持っていたんですけども(ごめんなさい)、
何故って戦車ってキャタピラーでゆっくり接近してきて、途中で地雷を踏んで撃沈してるイメージで、
だけど『フューリー』観てから戦車観が変わった。戦車はばちくそ格好いい

#仲間の兵士救出作戦のシーンめっっっちゃ格好良い。ミリタリー知識ゼロの女でもこんなに熱く観ちゃえるってところがすごい

#タイガー戦車が出てきた時の絶望感が凄まじかった。いくぜ!つってヒトカゲ出したら相手がカイリュー出してきた感じ

#最後、ドイツ兵が見逃すところ、すごく良かった……コンスタントにナチスドイツの戦法が邪悪な中で、ドイツ兵の人間みが最後の最後で出されるの。。。