このレビューはネタバレを含みます
雰囲気のある俳優選びがうまい
前情報なしでもしや…と途中から気づいてしまったのだが、気づいたとしてもその執念がグロテスクでよい
しかし昔からジョンのような人はいるわけで、そういう人が現代文明の使い方を駆使してしまった結果擬似的にマークと繋がり、より孤独を極めてしまったんだなあと思うし
マークはマークで彼女に想いを募らせて、行き場のなくなった熱量が怒りや寂しさにシフトしていくのが見ていて痛々しい
孤独と、特別になりたいという気持ちが、
彼らの静かで切ない暴走に至らしめたのだと考えると虚しい
扱う場所、もの、キャスト、ふとしたところにセンスが光っている、ブライアンシンガーこんなのも作ってたのか…という気持ち