このレビューはネタバレを含みます
稚内映画その②
ここまで「それっぽい邦画」をあらゆる面で極限まで薄っぺらく仕立て上げられるのは逆にすごい偉業な気がする。ムーミン……
稚内のロケーションの力だけに頼っていたという意味では潔いが……。
若者だけじゃなくお母さんとかまで恥ずかしいのはなんなんだ。山崎賢人くんが思春期でも「ごちそうさま」「ただいま」をちゃんと言うのだけ可愛げがあって良かった。
「管制塔」を演奏するシチュエーションが、観客の前とか、ミィ相手とか、ひとりきりとかじゃなくて、行きつけの雀荘バー(?)の男連中の前というのがホモソ感あってテンションあがった。