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管制塔のtokaのレビュー・感想・評価

管制塔(2011年製作の映画)
4.0

思春期特有の危うさを持ちながらも純粋で透明でまだ傷も知らないような二人。そう見えるけれどそれぞれ影を抱えていて。しかし二人が一緒にいるときの無敵感、幸福感は映像からひしひしと伝わってきてこの瞬間が続けばいいと願う。15歳。友達とも恋人ともいえない二人の会話が初々しく魅力的で、きゅっと胸が締め付けられるような甘さ切なさを感じた。
Galileo Galileiはいつ聴いてもその時々に大切にしていたものを思い出させてくれる。こんな瑞々しい映画を平成最後の夏に、青春ポイント高すぎて人生の節々で思い出しそうだなって見終わったあと考えてた。思い出。
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