とにかく老いのリアル(周辺環境も含めて)を見せつけられた、という印象が強いです。そこは辛かった。でも、この主人公の旅はどこで終わるんだろう、と思いながらみてたので人生の終わり部分をずっと見続けた最後に、生の始まりがあったのは良かったです。
主人公の逞しさは凄いな、と思いましたが、介護って側からみたら図々しいと感じちゃうくらいの距離感で踏み込んでいかないとやってけないだろうなーとも感じました。相手が家族だろうと他人だろうと気を使って疲れたら駄目になっちゃうから。
3時間越えは長いな〜と思いながら見てましたが、エピソード毎にみたら大丈夫かな、という感じです。泣くことは再生、生まれ直す、という意味で大切なんだなーと改めて思えたのも良かった。
