スクエアのスクリーンが珍しい映画。
途中アスペクトが横に広がるところは
鮮やかな描写と相まって気持ちよかった。
アスペクトが心理描写と連動していて
画面自体が親子の心みたいに見えた。
ADHDのスティーブのピュアさと乱暴さが
目まぐるしくて常にヒヤヒヤしたけど
真っ直ぐでとっても魅力的な人。
カラオケで色んな人の色んな気持ちが
胸に入って来て
心の閾値を超えてしまうシーンは
日頃色んな事を過敏に感じ取りすぎてしまう
自分にとってはすごく共感できた。
親子共々不器用でぶつかってしまう事も
多いけど絶対にお互いを愛し抜く関係性は
親子関係特有だなあ、、
兎に角幸せになってほしい
お母さんは何があっても
どんなに最悪な状況でも
立ち直るし手段を選ばなくて
言い尽くされてる言葉だけど
本当母って逞しい。。
でも逞しいだけじゃない
女性の脆い部分も描写されていて
余裕がないからこそリアルだった
日頃男の子と接していて感じるような
見返りを求めない
真っ直ぐな愛情が本当にピュアで素敵
スティーブのファッションが
可愛くてよく似合っていて
つい目で追ってしまった。
カート押してるシーンが最高で
何度でも言いたいけどあの青空みたいに
兎に角スカッと幸せになってほしい！！
