美しい色彩、逆光構図、正方形の画面。
映画のどこをとっても綺麗だった
ロングボードに乗るシーン、ダンスシーンは自然と涙が出たなぁ
撮影監督は『胸騒ぎの恋人』と同じステファニー・アン・ウェバー・バイロンだと聞いて納得。
米津玄師『Lemon』のMVが正方形なのはこの映画から着想したと、ある雑誌で知った。映像作家の山田智和さんは、1:1の比率が横軸の動きではなく「奥行きのレイヤー層」を観る人に知覚させ、画面の中と対峙しているような感覚にさせると語っていた。
本当にその通りだった。自然と被写体に向き合い、釘付けになる。
その比率に加えて、カメラワークも奥行きを意識したものが多くて印象的だったなぁ
この監督が描く愛情、女性の人物像、感情表現がとにかく好き。出演者全員がとっても生き生きしてる...
