Kazu

サンドラの週末のKazuのレビュー・感想・評価

サンドラの週末(2014年製作の映画)
3.8
髪はボサボサ、情緒不安定、薬を多量に飲むバタバタシーンから始まる。

こんな状態で働けるのかな…と疑問に思った…

自分なら解雇されてあんな状態なら仕事はやめてしまうだろうm(._.)m

しかしサンドラは基本の基である働く事を理解してるからあんなに”必死に職場の同僚にボーナスをとらずに私を選んで”とボロボロになりながら頼むのだろう!

しかも正直に言う。当たり前のことだがこれはなかなかできない。サンドラは'お金がないと困るの!'そこにサンドラの誠意を感じる。同僚に罵倒されても無理といわれてもサンドラは深追いしない!普通なら懇願し続けるだろう!きっと同僚の家庭の事情も理解してるからだろう。

ただサンドラみたいな人がもし同じ会社にいるとするならば、同情せず、偽善者的な対応はしたくないとも思う。自分にも自分の生活があるのだから…

この映画はその国の社会情勢や失業の時の手当て、次に転職がスムーズにできない…など、その国の事が理解していないとただの単調な映画にしか見えないのかなと感じる。
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