主人公がどうなるか、サラッとは知っていたんですがまさかそういう最期だったとは。
やりきれない。
作中の音だったりエンドロールが無音だったりと、さすが受賞しただけあるなと思うほど。
主演男優賞を逃したものの、ブラッドリー・クーパーの肉体改造っぷりが目をみはるほど。驚きました。
内容は私生活を1割程度、戦場を
9割程度と戦場に重きを置いている感じなのでファミリー感を求めている人には向きません。
なので他の映画でよくある、家族とあっているときが安らぎみたいなシーンがほとんどなく終盤にちょろっとという感じでしょうか。
それがまた主人公の気持ちとマッチしてて、複雑な気持ちになります。
「今すぐうちに帰りたい」
彼がそう初めて言ったのは戦場でした。
彼が殺した人、逆に救った人がどんな気持ちでいたのか。
それがすごく気になります。