2015.2.28
無音のエンドロールに初めて出会った。感動。
人の命の尊さ、戦争の酷さというものを改めて感じた。
さっきまで一緒に笑っていた同志が、何秒後には血を流して倒れている。銃を放したその瞬間、自分の手でたくさんの人が死ぬ。生と死の狭間で、もう限界だと思っていながらそれでも戦う男たち。
私がタヤの立場だったら毎日眠れない。
戦争を体験した人のトラウマ、心の闇の深さについても思った。無事帰還しても普通に暮らせない。ちょっとした日常の機会音が思い出させてしまう。
今日もどこかの国では戦争が起こっていて、家族や友達や恋人を失い泣いてる人がいる。なのに、私は平和な時代に生まれ守られた国にいるんだって思った。
結末を知らずに観たから最後は放心でした。
用意していた山ほどのテッシュは一枚も使わなかったけど、厳粛な気持ちになれる映画だった。
イーストウッド作品、恐るべし。
