2023-226
赤ん坊を亡くして深い悲しみを抱えるコナーとエリナー。コナーはエリナーのそばにいたつもりのようだが、彼女は突然彼を拒絶するようになる。なんとか話をしようと彼女を追うが拒絶され続け、落ち込んだ毎日を送るが……｡
深く傷ついた2人が再び愛に気づくまでの物語。
コナー視点とエリナー視点に分かれており、本作はコナー視点。
人間って難解だよなぁ。相手を分かっているつもりでも、分からないものでね。
コナーがエリナーに拒絶され続ける様子は胸が痛む。それでも追い続けるのが一途で素敵。何もかもが上手くいかなくて辛そうな姿はこっちも辛くなるけど、そういう主人公は個人的に大好きだ。
そして息子に寄り添ってさり気なく慰めてくれるコナーの父も素敵。
エリナーが序盤で怪我してた件の謎が明かされなかったのはエリナー視点で明かされるのかな。終盤で家を引き払う準備中にきた電話がエリナーからだったのかも気になる。
ジェームズ・マカヴォイは久しぶりだけど、やっぱ良いなぁ。
ラストで会話するシーンが、2人の悲しみと愛に溢れていてすごく濃いシーンだったし、2人の涙にグッときた。
前半、ラテを父の家に持っていくとき角度的に絶対ラテこぼれてると思うんだよな〜(笑)
