自分の小さな娘がいつの間にか同じ背丈になり、白髪が生え始め、美しい老婦人になっていく。私はというと29歳のまま。なにも変わらない美貌を手にしたのだが、果たしてそれが幸せなのだろうか。愛する人と共に歳をとることができない、最期のお別れも私が送る側。一度は歳をとりたくないと考えてしまうが、私は変化があるから毎日を楽しむことができるのだと思う。そして死があるから全力をだそうとする。
果たしていま、毎日を楽しめているのかは自信がもてないが。
それにしてもウィリアムがかっこいい。そしてエリスのような情熱のある男性に出会い、恋がしたい。
