私たちはこんなにも恵まれているのか
そう思いました。死と隣り合わせの状況で、罪のない人々が苦しんでいることが重くささりました。
兄弟たちへの支援。初めは電話の使い方も教えていないことに、もう少し彼らの生まれ故郷とは異なる文化について教えてあげてもいいのでは?と少し冷たいなぁという印象でしたが(アフリカで最低限は教えていたのに加え沢山のロストボーイズがいたので仕方ないことなのかも)、
仕事を見つけるため協力してくれたり、受け入れ先がなく引き離されたアビタルを受け入れることを決めたり、マメールのためテオを受け入れるために方法を一緒に考えてくれたり、様々な人が様々な方法で支えていました。
最後のいい嘘。泣きましたあれは。
食糧廃棄を見た兄弟。彼らの人生からは信じられないことだろうし、間違っているとしか思えないのがよく分かる。ジョーク。初めは何が面白いのか分からなかったけれど彼らの立場に立てば分かる。
こんなにも恵まれていることを改めて自覚することができました。
最後のエンドロール。キャストの方のお父さんが難民出身の方だったり、キャストの方自身が難民や少年兵出身だったり。難民への支援を、とのメッセージがあったり。こんな一言では足りないけれど、本当にいい映画だなと思いました。