スーダンの内戦で両親を亡くした難民、ロスト・ボーイズたちのお話。
内戦の場面から始まり、難民キャンプまでのとてつもなく長い道のり。1200キロ。ドキュメンタリーを観ているような最初の30分。過酷な現実を目の当たりにする。
彼らはケニアの難民キャンプで13年も暮らす。アメリカに渡れない子たちは、一生をそこで過ごすのだろうか、と胸が苦しくなった。
アメリカに渡っても、生活はあまりに違いすぎて、大変な日々。
電話も知らなかったし、マクドナルドも見たことがなかった。
職業紹介所で働くキャリーとの交流を描く後半は前半と打って変わって、ハートフル。
最後の「good lie」には涙が止まらず。
とても考えさせられる映画でした。