rui

海街diaryのruiのレビュー・感想・評価

海街diary(2015年製作の映画)
3.9
題名がぴったり過ぎる〜

「人間関係」が大きな主軸で、4人を中心に家族・友人・恋人・職場・住人・親戚と幅広く濃く、時に複雑な関係模様が描かれるんだけど、
なんだか印象強いのは「食」。
ご飯と漬物、お味噌汁が恋しくなるし、しらすトーストも鯵のフライも魅力的…。
梅酒なんか、梅の木が敷地内にあってご近所の仲が濃厚な田舎の魅力。

わたしも、おばあちゃん手作りの梅酒を未成年の頃ひと口飲んで、顔真っ赤にして潰れたのを懐かしく鮮明に思い出した。うれしかった〜。

親、娘、妻帯者。肩書きがおもりとなる事はあるけど人を大事にする気持ちがその先を作っていくんだと思う。みんな最後には死んで行き着くところは一緒だし。結果よければ〜だけど、その結果を作るのは今だもんね。
rui

rui