海沿いの街並みとか、食卓の様子、花火大会のシーンなどなど、
日本の良いシーンをたくさん取り入れた、邦画の良さを存分に活かした映画で、とても心温まる映画でした!
それに、鬱シーン等、見てて辛くなるような場面がほぼなく、ストレスなく視聴できたのもよかった!
4人姉妹とても仲が良くて、笑いあったり、ぶつかりあったり、そしてさらに絆を深め合ったり。
腹違いの妹のすずも明るく振る舞うも、心の中に小さい氷があって、それをお互いの心の中の暖かさで溶かしあっていく。
それらの心理描写もわかりやすくて感情移入しやすかった!
そして終盤の、個人的に好きな言葉
「死ぬ間際に、綺麗なもんをちゃんと綺麗って思えるのが嬉しい」
この言葉は刺さったなー。
人間って余裕がなくなったら、やっぱりどうしてもいじわるな気持ちをもってしまうもの。それが死を迎える直前なら尚更。
自分も死の間際に、最後にそう言えるくらい、余裕のもった、良い人生を過ごしたいと思えた映画でした!
ただ、登場人物が多いながらも、あまり家族関係について説明がなかったから、少し予備知識ないと話に置いてけぼりになってしまうかなー、とは感じたかな。
でも、邦画の入門編に丁度よい、おすすめできる映画です!