かなり良かった。オーソドックスな末法SFワールド+ロボットの進化というネタに、かなり異質な打楽器ベースの音楽を用いた演出が良い意味でノイズになっている。
人間をモデルにしたロボット達が、日常生活ではASIMOのようによたよたと歩くのに特定の作業をする時だけ工場機械のように動くのも非常に良い。ストーリー上の設定以外にも、ロボットとは何かを問い詰めた作品だと感じた。
エンディングの後がよく分からない、と言われているけど作中で示唆されているのでこの後の話を入れると完全に蛇足だろう。そしてそれは「今後こうなりますよ」と確定するものではないからこそいいのだ。