みんなみんな生きているんだ系映画の中でも突出したみんなみんな生きているんだ感
悪魔の毒々ソフトクリーム食べたらゾンビになっちゃったけど、本人達はそんな状況に全く気づいてないよ、って話
いろんな作品のレビューで何度も書いてはいるが、ゾンビ映画たるものゾンビの人格（ゾンビ格？）、生き様（死に様？）、人間ドラマ（ゾンビドラマな）まで描けてなんぼや思ってます、それが出来でいなければただのモンスター映画でしかありません
そして、本作に関して言えば、ゾンビから見た世界の物語であるからにして紛れも無いゾンビ映画の中のゾンビ映画でしたよ！
ゾンビになったことにすら気づいてない彼らが普通に恋をしたり、仕事の面接に行ったり
ところが周囲の人たちがみんな攻撃してくるよ？どうしたどうした？
だって君達全員ゾンビだもの！
えー！マヂでか？
でもね、ゾンビだって死んではいるけど生きてもいるんだもの、死んではいるけど殺されちゃたまらない
よし、僕等だけの新天地をみつけるぞ！
あれれ、よく観るゾンビ映画と何もかもが逆ですが、これがなかなか面白い
ゾンビになってからも成長することをやめない彼らの若々しさと生命力には感心しましたし
自らのミスが招いたパンデミックを隠蔽するために、犠牲になったゾンビ達を容赦なく駆逐する軍、すなわち人間の身勝手さに恐怖しましたよ
ゾンビとゾンビのチュウが見れるのは本作だけ！ゲラゲロ…
できたらゾンビとゾンビのチョメチョメも見たかったなり！
