日本のゾンビ映画がどれくらいあるのか分からないしそんなに数を見たわけじゃないけど、個人的には邦画のゾンビ映画で一番なんじゃないかと思ってる。そのくらいクオリティが高かったし面白かった。何回も見てるけどそう思う。漫画原作だけど原作の方は絵が苦手で序盤の序盤でリタイア。
主人公は漫画のアシスタントをしている平凡な男で、世界がゾンビで溢れかえる中逃げる途中で出会ったJKを守りながら生き抜いていくといったストーリー。海外のゾンビ映画では銃でバンバン撃ち殺していく爽快感が味わえるが、今作では今の日本でゾンビが発生したらのリアリティがものすごくあって楽しめる。ゾンビをZQN(ゾキュン)と名付けるのもいいと思う。何より主人公はクレー射撃用のショットガンを所持しているにもかかわらずゾンビ相手にもなかなか撃てないというところがもどかしくもいい演出だと思う。
主演に大泉洋、平凡なおじさん役がバチバチにハマってた。JKは有村架純、最近見る映画ではあんまり見かけないんだけどやっぱり可愛い。他にも長澤まさみや吉沢悠、岡田義徳、徳井優などが出演していてみんな演技上手すぎ。特に吉沢悠が人間的にめちゃくちゃ怖かった。
