私がゾンビ映画で好きなシチュエーションをとにかく詰め込んだ感じだったから、記憶を消してもう一度新鮮な状態で見たい！凄く面白かった！
静かな日常の中で感染を目の当たりにした混乱から、感染が世の中に広がってる事を目の当たりにした大パニックまでのスピード感にわくわくした。あっちに走ったら逃げてくる人、こっちに走っても逃げてくる人、後ろを向いたら人じゃなくてZQN。自分の背中までぞわぞわする～！
ZQNのビジュアルと動きに気合いが入っていて、初めてのZQNが現れる時はくるぞって分かってたのにビクッとしてしまった。生前の記憶の中で生きるっていう設定がわりとしっかり表現されてて、歩くゾンビの次は走るゾンビ、そしてその次は生活するゾンビの時代になったのか！と。
ショッピングモールが舞台になると分かった瞬間の私はまさに歓喜！ゾンビとショッピングモールってどうしてここまで相性が良いんでしょうか。屋上にテントが張ってあって、生存者達の生活を想像してまたわくわく。
生存者達がコミュニティを形成する事で起こるトラブルも描かれてて、最近見るゾンビ物は結局人間が一番怖いよな…ってなった。TWDを見ていたからか、ショッピングモールに着いて生存者を見付けてからは嫌な予感しかしなかったよ。
かなり面白かったけどシチュエーション自体は良く見る物が多かった中、主人公がZQNを倒すのを躊躇う所や人間は絶対に手に掛けない所は日本らしいなぁと思った。びっくりしたり、緊張したり、笑ったり。大泉洋の情けなかっこいい姿は必見です。
最後は穏やかに見終わるけど、主人公たちはあの大混乱の世界から逃げられないんだよな…と思うと切ない。続きが見たいけど、二作目になるとZQNの目新しさはなくなっちゃうかな。
