ああ、これ！これだよ！わたしが観たかったゾンビ映画は！！！！これだよ！！！！
ゾンビ邦画の中で一番なのは言うまでもないけど、正直、今まで観てきた全世界のゾンビ映画の数々の中でもかなり上の方に食い込むわ。だってこれ、めちゃめちゃ面白いじゃん！前のめりで観たわ。心の中でスタンディングオベーションしてたわ。
余計な説明は一切省いてグロゴア一直線なところが最高。なんかよく分かんないけど感染症が日本を襲ってる、なんかよくわかんないけど戦うしかない！って。だから物語に誰もが入り込みやすい。理解する必要なんかない、だってこんなにも分かりやすいもの！来るって分かりきってる最初のZQN登場も、予想を遥かに超える突き抜けた異常さ！！もう、本当に興奮した！ゾクゾクした！
ゾンビとしての特性で言うと、ZQNはゲーム『SIREN』シリーズの屍人に近くて、一人一人個性がある。それがもう、彼らのかわいさや愛らしさを倍増させている。
そんなかわいいZQNたちがラスト、大泉洋にぶっ放されてただの人肉になって壁や床に打ち付けられていくのは爽快としか言いようがないし、ここまで突き抜けたグロさはただひたすらに清々しい。
本当に面白かったけど、有村架純の存在意義が原作未読のわたしには分からなかったよ。続編を期待したい。
グロ耐性なくても大丈夫！って言いたいし本当にいろんな人に見てほしいけど、ある程度のグロ耐性あるはずの友人が途中のとあるシーンで目を覆ってたからやっぱりグロ耐性無いときついと思う。
でも、ここまで面白いゾンビ映画を観ないのは損だとも、わたしは思う。
