親子の絆、家族愛、友情、仕事の向き合い方。
美味しそうな料理と陽気な音楽と共に、ストーリーはテンポ良く進み、とにかく幸せな気持ちになれる作品でした。
主人公のシェフとしてお客様を喜ばせたいという純粋な想いに、何より心を動かされました。
フードトラックを始めるにあたり、あれこれメニューを考えたり必要なものを揃えたりする姿がとっても生き生きとしていて、自分の仕事を心から楽しめることは本当に素敵なことなんだと改めて思いました。
また、なかなか会えない父との時間を、一分一秒大切そうにしている息子くんが健気で、本当に愛おしかったです。
主人公がシェフとして、父親として、徐々に息子くんとの関係性を深めていく様子から、
子供は親から人生に大切ないろんなことを教わりながら成長し、親もまた子供と関わり合いながらひとりの人間として成長していくというか…
うまく伝えられないのですが、親子の関係性って本当に独特で奇跡的で尊いものなのだとしみじみと感じました。
最後に…
肉を焼く音って、なんでこんなにも心地よいのでしょうか…。早く肉が食べたい…。
