ようせい

百円の恋のようせいのレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
3.9
32歳無職の怠惰な女が実家を出て行かされ、バイトを始め、ボクシングに出会う
物語。   

主題歌が好きで、聴きたくて二人で見た。

百八円の恋の歌詞はまさにこの歌を歌っているし、入りが最高だった。

ずっと歌詞の「痛い」と「居たい」が出てくる意味がわからなかったが、
この映画を見て思ったのは、
彼女がハマったボクシングは「痛い」
ことが多いけどでもそれ以上に楽しくて、
やっと出来た自分の居場所にまだ「居たい」し、彼は浮気や冷たくあしらってきて心が「痛い」けど、まだ彼と一緒に「居たい」みたいに、嫌なこともあるけどそれ以上に
好きになってしまってるってことを歌ってるのかなぁって考えることが出来た。

物語冒頭の主人公の体型とボクシングにハマった終盤の体型は大きく変わっていて、
リアリティーを求めるために役に合わせて
実際に自身の体型も変えていく役者さんの
努力は凄いなぁと思った。

こんなに夢中になれることを大事にしたいし、これから先も探したいなぁ
ようせい

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