ミドミドキ

百円の恋のミドミドキのレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
4.5
30歳を過ぎても実家でニート暮らしをしている斎藤一子(安藤さくら)だったが、実家から追い出され、一人暮らしを始めた事により徐々に前向きな生活へと変わっていく。

がつがつのボクシング映画かと思いきやニート脱却物語で期待を大きく上回る素晴らしい映画でした。

大前研一さんの有名な言葉に「人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的。」というものがありますが本作の主人公はこの三つ全てをこなし、映画の最初と最後では人として大きく成長していて感動しました。