低予算感プンプンなのに、サクサクしてて、ぬめぬめしてて、かと思いきやバキッッ！と仕上がっていて、まぁ～なんと爽快な作品でしょう！
まさかこんなにボロボロ泣かされるとは思わなんだ。(あ、いや、めちゃ笑える作品です)
スポ魂に胸アツで泣いたのではない！
負け犬からの脱却に心打たれて泣いたのではない！
サクラが…サクラがかっこよすぎて泣いたのだ……っ！（ほんと、どんなイケメンよりイケメンだった）
目を覆いたくなるようなおブスを見事に演じきる安藤サクラはやはりとんでもない化け物女優だし、ゲスな男役をやらせたら新井浩文の右に出るものはいないであろうことも痛感したし、
テンポの良さとキャスティングとキャラクターが今作の魅力のように感じました。
映像美を求める人にはオススメしかねますが、何とも言えない美しさが、最後に映し出されていたように思います。
ボッコボコに顔を腫らした安藤サクラの表情が、一番すてきだったな。
