ひじり

百円の恋のひじりのレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
4.5
誰しもの人生がドラマなんだと思わせてくれる。

絶望も希望もない
生きているか死んでいるかもわからない
そんな彼女のような大人は世の中たくさんいるのかもしれない。

彼女の人生に輝きを与えたのはボクシングで
彼女に痛みを与えたのもボクシングだった。

いわゆる底辺と言われる人々が
一々痛々しいほどに生きていて、
スーパースターや美女やイケメンが出てこない
この作品が私は大好きだなと思った。


「一度でいいから勝ってみたかったの」

試合に対してだけの叫びじゃないんだろうな。
ひじり

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