れみ

はじまりのうたのれみのレビュー・感想・評価

はじまりのうた(2013年製作の映画)
4.5
基本的に映画のスコアはつけるけど、それは今の自分の置かれた環境とか、どんな気持ちでいる時なのか、とか、そんなことがきっと大きくて。

よってこのスコアは観たタイミングに影響される部分が少なくない。

今の私にとって、
今は終わりからの新たなスタートで、だからこの映画に手を伸ばしたのだと思う。

本当に素敵な映画だった。

劇中の歌が素晴らしかった。
序盤で流れてくる曲が、多くの出逢いによってどんどん輝きに満ちてくる。



「音楽は魔法だ
平凡な風景が意味のあるものに変わる
陳腐でつまらない景色が
美しく光り輝く真珠になる

歳をとるほど
この真珠が中々見つけられなくなる
糸をたどらないと真珠には届かない
今この瞬間は真珠だ」


NY中の色んな場所で歌をレコーディングしていくみんなの姿は、とても楽しそうでワクワクして!
これぞ音楽の醍醐味だよなぁと思う。


過去がどうだとしても、音楽で今この瞬間がひとつになる。
みんなそんな瞬間に出逢いたくて、味わいたくて音を奏でてる。


自分のプレイリストを聴かせるって、自分が丸裸にされてるみたいで本当に恥ずかしいんだよね。
でもこの時を分かち合えたら、心の奥に触れられた気がして嬉しくて。


音楽には人を幸せにする力がある。
この映画が、私の日常にまた少し光をくれた。
小さくても、日々の中で夢を見よう。


幸せって、きっとこういうことなんだ。