このレビューはネタバレを含みます
なんだかサスペンス色を感じて恋愛物っぽいけど観てみたが……さすがベストセラーだけあって引き込まれたわ~。てっきり二人の愛の為に旦那を殺すんだろうって思ってたから、意外な展開でww
まずチューリップの値段にビックリしたよ!w
チューリップ雑学GET感あるねww
17世紀のオランダ舞台でナレーターはメイドなわけだけど……なんつーか、シェイクスピアの悲劇だか喜劇だかって感じの映画だよねぇ、これ。
正直、この時代の女は理解しがたいな~ってのが率直な感想だけど。でもそういうものなんだろうなって。
最初は旦那がわざと謀ってるのか?って思ったんだよね。種無しで、周囲にソレを悟られずにうまいことはらませようって?
男の面目より体面派なのかな~、それともネトラレ主義なのか?wとかw
本当に裏なく彼女を愛してたとは……。
一番好感あるウィレムは勘違いからどんどん可哀想な展開だし、マリアを哀れんだものの、ソフィアを脅して、ソフィアも彼女を利用して……。
まぁ、マリアの脅しはしゃーなしやし、アリやと思います。だって彼女の所為だし……。
マリアの赤ちゃんを自分の娘に見せかける為に、医者も巻き込んでいくしwww
ただ、画家ヤン・ファンロースがな~~。
いや、彼女と結婚する為にチューリップに手を出し始めた時点でコレやばいでしょっては思ったわww
夢よりも愛を選んじゃったようなもんだし。
夢も愛も手放さないつもりの絵描きと、ソフィアも愛の為に家を捨てる事に……。
いや赤ん坊より妻を助けてくれという旦那素晴らしいやん。彼女に家を与えて愛情を注いでさ~~。
この旦那、マジで幸せになってくれって思ったわwww
そこからの、喜劇wwwwww
いや、本人たちには悲劇だけどwww面白い流れというかなんというか。
まさにロミジュリ感。
え、これ傾国ならぬ周囲の人間を不幸にして回るとんでも女の話って思ったわw
一時の情熱より、なにが本当の愛か見定めろって事だな。
ウィレムを前に誤解を解くマリアを見て、全て知る旦那様。いや、地獄ぅぅぅう!w
旦那様の決断も大物だな~、さすがって思ったわ。人生酸いも甘いも知り尽くしたからこそか、マリアを女主人にして全てを残した。ウィレムを自分にしてさ~……。
旦那様はきっとその後も大丈夫!新たな財を築いたはずだわw
華への狂乱も終了して、絵画は残るっていう皮肉がまた……。
芸術は永遠だな。
最後にさりげなく両方の為になる道を作ってくれた修道院長はイイやつだな~。やっぱこちらも人生の色々を知り尽くしたからなのかな。
あんま恋愛映画を見慣れてないせいか微妙な気分だったりはしたものの、後味も悪くはないのかな。
うん、なんつーか、後味イイんだか悪いんだかwww正直者が報われる世界でよかったわ。