駄目とは言わないし言えない
でも
石井隆作品は、どれもハンマーで殴られて、後頭部にボッコリと空いた穴を自分で覗き込まされて、醜いその有様の底に悲哀や憎しみに愛の花が咲く
そんな石井さんが好きです
そんな石井さんに勝手にシンパシーを覚えるのです
サーガはひょっとして今の世代に合わせたのかな?と思えるほど薄く感じた
GONIN1.2での5人等の動機は強く強固で、それに応える鬼気迫る演者が堪らない(笑)
サーガの演者が悪いとは言わないけど、あの動機ではあれ以上の画は観れないのか?とか、鑑賞後にどうでもいいことを考える余力があるという事は、全然ボッコリとイッてないわけで.....
近日中にGONIN1.2再鑑賞だ
20151004 バルト11映画館鑑賞