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滝を見にいくのMNのネタバレレビュー・内容・結末

滝を見にいく(2014年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

しみじみするリアルな会話劇を予想していたが、思ったより日常アニメに近い楽しさがある作品だった。
全員キャラクターが立っていて、役割に沿った発言をする。服装がリアルなだけにそのアンバランスな感じが面白い。

えび満月、ルマンド、手作りの羊毛ブローチ、フリース素材のベスト、ちょっとイケてるおばちゃんの迷彩柄のズボン。オペラやってる人の格好の小ぎれいな感じとかもすごく「わかる」。眉毛整ってるもんね。わかる。

服装がリアルな反面、サバイバル描写はファンタジーだった。「きのこ絶対食えないだろ!」とか「都合よく柿が甘いことあるか!」とか「お菓子撒いたらクマが出るだろ!」とか「腰痛いんじゃないのか!」とか。

この作品は「おばちゃん」たちをとにかく「可愛く」「滑稽に」楽しく描くコメディ作品なんだろう。「オタクに優しいギャル」のような描かれ方。作り手の思う、理想のおばちゃん。

とにかく、架空の女子校アニメを見たような気持ちで楽しかったな!推しはセッキー(鳥好きな人)です。ムードメーカー。きららアニメ化したら髪の毛は淡い緑だと思う。

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