ラルフ・サーキという実在する霊能力者と言われている人の手記
『エクソシスト・コップ NY心霊事件ファイル』
が原作の映画
もちろん主人公の名前はラルフ・サーキ
外国のホラー映画はほとんどが「悪魔」によるものなので基本的に怖いと思うことが稀なんだが
この映画も音楽や映像でびっくりさせる演出以外に怖いところはない
映像的にグロいところはあるので
怖くなくてもグロ苦手な人は厳しいかも。
個人的にはホラーを見るというより
無関係に見えた事件には共通する部分があって...みたいな感じのあらすじだったので
もう少しミステリー感も入ってくると期待していたのだが
そういう主人公がおかしいと思う部分が描かれておらず
基本的には霊感による感なので
期待とは違った。
霊能力者だと言われている人の手記が原作の時点で
そういうことではなかったのかもしれないが......
ありがちだが
家族との問題を描いている割には
後半に持ってくる家族とのいざこざが少なく感じた
見てる側としてはストレスだが
大概悪魔ってそういうとこにつけ込んでくるように描かれていると思うので
それを考えると弱かったかなと。