グンタク

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のグンタクのレビュー・感想・評価

4.2
緻密に作り込まれたワンカット120分のおかげで、演劇業界の裏側に馴染みのない人にも舞台裏の空気感や、リーガンの焦り・不安をはじめとしたあらゆる感情を、その微妙な移ろいまでをもとても生々しく感じる事ができる。

物語の構成自体も良く、ちょくちょく入るVFXとアントニオ・サンチェスのドラムソロも相まって只のワンカット一辺倒映画に収まっていないのも良い。

初代バッドマンシリーズのマイケル・キートンが主演を演じていることに非常に意義のある作品。
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