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  • バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)の感想・評価

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)

上映日:2015年04月10日

製作国:
  • アメリカ
  • / 上映時間:119分
    監督
    アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
    脚本
    アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
    ニコラス・ジャコボーン
    アルマンド・ボー
    キャスト
    マイケル・キートン
    エマ・ストーン
    エドワード・ノートン
    ナオミ・ワッツ
    アンドレア・ライズボロー
    ザック・ガリフィアナキス
    エイミー・ライアン
    ジョエル・ガーランド
    メリット・ウェヴァー
    ナタリー・ゴールド
    リンゼイ・ダンカン
    クラーク・ミドルトン
    ダミアン・ヤング
    あらすじ
    かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で世界的な人気を博しながらも、現在は失意の日々を送る俳優リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、復活をかけてブロードウェイの舞台に立とうとしていた。レイモンド・カーヴァーの「愛について語るときに我々の語ること」を自ら脚色し、演出と主演を務める舞台には、彼のすべてが注ぎ込まれている。しかし、プレビューを前に出演俳優が大怪我を負い、降板してしまう。共演者のレズリー(ナオミ・ワッツ)の紹介で、ブロードウェイの実力派俳優マイク・シャイナー(エドワード・ノートン)を迎えたリーガンだったが、その才能はしだいに彼の脅威となっていく。疎遠だった娘サム(エマ・ストーン)には、リーガンの愛情は伝わらず、彼は気づかないうちに舞台の役柄に自分自身を重ねていくのだった。さらに、公私にわたり精神的に追い込まれるリーガンを、“バードマン”までが扇情し・・・彼は人気俳優だったエゴと闘い、舞台の成功と、壊れた娘との絆を取り戻せるのか?

    「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」に投稿された感想・評価

    最初は何の映画なのかも分からず、この特殊な撮影方法にもついていけず。でも、見て行くうちに慣れていく新感覚なムービーでした。
    狂気に満ちた時の人間の底力は芥川を彷彿とさせます。この映画からも分かるように、役者・音楽家・作家・アスリートなど何が上位に置かれるとかではなく、その場で活躍する個人がいかに狂気になれるかでその人が認められるんだということを感じました。
    私がおこちゃますぎて、まだ難しかった。もっと大人になったらいろんな人生とかプライドとか意味がわかって、もうちょっと面白く感じるかもしれない。
    ある意味幸せな最後だったのかな?っていう終わり方
    「褒めることが愛だと思ってるのね。」
    シルヴィア
    のめり込み過ぎると疲れる、引いて見すぎると意味不明、適度な距離感で見ることが必要な映画。
    単純に合わなかった。この映画は芸術系で、娯楽作品を求めている自分に合わなかった。
    主人公を含め登場人物の好感度が軒並み低く、誰にも思い入れがないので、劇がどうなろうがどうでもよくなり、序盤から鑑賞が辛かった。
    最後の展開に関してもそんなうまくいかねーだろと思うし、ワンカット長回しにしても虚実綯交ぜの世界観にしてもそんなに面白さには結びついてなかったように思う。試みたこと自体は面白いと思う。
    かつての栄光が、今の自分を許せない。
    そして夢に生きる。
    カメラワークが魅力的で、私は何処からが彼の夢なのか、現実なのかわからなかった。そんなところが素敵。
    ラストシーンでは、彼の人生を考えさせられた。
    崖っぷちに立たされた時、人はどうするか。自ら奈落の底に落ちて行くのか、それとも崖にしがみつくのか。いや、もう一つ選択肢があるではないか。そう、空を飛び新しい舞台へと飛び立てばいい。かつての栄光が錆びついた今を作ったとしても。落ち目の人間の逆転劇ほどドラマチックなものはないのだ。これは遥か昔ヒーローだった男が再び翼を手に入れるまでを描いた物語。

    アカデミー賞受賞作品だが、個人的には『6才の僕が大人になるまで』が取ると思っていただけに少しガッカリしたことを覚えている(そのせいで鑑賞を見送っていたほど)。だが、見れば納得の作品だった。長回しを多用した撮影方法の独創性とメリハリのあるシーン。そこに差し込まれるように鮮やかなカットインを決めるジャズドラム。更にはこの物語の主人公同様にキャリアの斜陽を迎えていたマイケルキートンの鮮烈なカムバック!戻ってきたエドワードノートンの変態性!監督自身のプライドも滲ませる映画人から批評家への挑戦的なメッセージ。あげていけばキリがない!

    イニャリトゥが元々持っていた野心的な要素が全編で爆発。節回しは時には下劣であったり、ロマンチックになったりと小さなギャップを連発してくる。異常なまでにキャラ立ちしている登場人物たちを追いかけるカメラワークは、鑑賞者を実際に劇場に存在しているかのように錯覚させてみせた。ある意味一つの映画のジャンルの最高峰。何のジャンル?さて、それはよく分からないのだが、実はそんな捉えどころの無さが魅力的な作品だ。
    開始からエンディングまで1カット長回しのように見せられている事で現実離れしたシーンに心地良い違和感を得る事ができた。音楽も素晴らしい。

    昔スパイク・ジョーンズが撮ったファットボーイスリムのPVを思い出した(浮き方とか)。
    ぼーっとしながらみた記憶。不思議な感じがした。
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