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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のQのレビュー・感想・評価

4.3
“すべてを手に入れ、もう一度輝くために” かつてのハリウッド映画のスター“バードマン”を演じた男の、復活をかけた魂の叫び。「おれはこの舞台にすべてを賭けてきた」美しくも残酷な、ニューヨーク・ブロードウェイのアートシーン。諦観した芸術感と、大勢的なグルーヴィーな社会のムーヴメント。役者・製作者・批評家・ソーシャリズム・愛と家族。「真実は、常に面白い」ヒットメーカーズが手をとり合った至極のエンターテインメントは、モダンな劇中劇とエッジの効いたユーモラス、そしてワン&オンリーの絶対的ショットワークで、極上のアイロニーフィルムを成す。満員の観客席・鳴り響く銃声・鳴り止まぬ拍手・賞賛・ピンスポット・孤独・批判・真実と挑戦。男が手にし、失ったもの。「いいや?お前は“バードマン”だ」
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