ならちゃん

きみはいい子のならちゃんのレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
4.3
みなさんは、誰かに抱きしめられていますか?


全ての母親、寂しさを感じてる人に観てもらいたい、そんな映画でした.。゚+.(・∀・)゚+.゚

本当は虐待したいわけではないのに、親から虐待を受けていた事で愛し方が分からず悩む主婦(尾野真千子)。

問題を抱える子供達に奮闘し、それでも信頼されない教師(高良健吾)。

戦争時代を生きた孤独な老人(喜多道枝)。

それぞれのストーリーで展開していきます。
心臓がぎゅーっと掴まれました(TT)
役者さん全員が名演技。 池脇千鶴は名脇役だな〜!!自閉症役の子もかなりすごい!!

高良健吾が生徒にある宿題を出します。
それは結構難しいこと。
日本人で、それを普段からしている人って少ないですよね。
でも子供たちは、文句を言いながらも宿題をやってきます(Ü)
その感想を聞くシーン、子供たちの笑顔や照れ方がとてもリアルで、調べたらアドリブだそうです!!
尾野真千子の、ずっと灰色っぽく影がかかっている映像から、光がさしていく瞬間...
ポッカリと空いた穴が埋められていく、そんな感覚にさせられました^^*

ハグをすると、1日の1/3のストレスが解消されるんだそうです。脳から幸せホルモンがでるの・:*+.(( °ω° ))/.:+
これを知ってたので、あぁなるほどなって思いながら観れました^^*

ラストは、観る側に解釈を委ねるようなスパッとした終わり方です。
どんな風に転がっていくかわからないけど...
人生は続いていくから^^
ならちゃん

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