「うちにはサンタが来ないんだ。僕が悪い子だから来ないんだって…。どうしたらいい子になれるかな。」
小学4年生、110cmの子どもの目線からは何が見えていただろうか。
子どもって多感で繊細で誰かしら守ってくれる人が必要なのに。やるせなくて悔しい気持ちになった。
子どもってのは純粋で無垢で、まるで真っ白な玉のようだね。周りの大人はそれにダイレクトに影響を与えてく、でっかい存在なんだよね。いい意味でも悪い意味でも。
愛の伝え方を教えれば、子供もそれを人にやってあげることができる。
でも、完璧な大人なんていない。
大人だって、子どもだって、誰もがみんな抱きしめられたいって思ってる。
いい映画には観た後に充実感で胸がいっぱいになるものと、心に穴を開けていくものとがあるのだと思ってた。
けど、その二つを同時に味わうことができる作品があるなんて。