この監督の映画、好き。
「底のみにて光り輝く」も良いがこれも大好き。傷負う者達の交流と共感に、深く感動。
好きな場面は、子供がやってきた宿題の感想をそれぞれ話すシーン。これ、実際本当にその宿題出してやってもらってるな。子役の自然な演技が印象的。
ラストも良かった。あの扉を叩けるかは、好きな人にハグしてもらえるかレベルの、他者との壁。それを勇気を持って叩く高良健吾の演技、すごい良い。
“幸せは晩御飯を食べて、お風呂に入って、布団に入っておやすみを言ってもらった時”
前半はまあまあエグいが、終盤のこのセリフで、少し救われた気がした。