朧気sumire

きみはいい子の朧気sumireのレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
4.8
救いと希望を感じるラストで安心したけどそこに行き着くまでが辛かった。
被虐待経験があってトラウマ処理しきれてない人が見るとかなりキツイ。
でもとても良かったです。

障害のある子を抱えてそれに負い目を感じて謝りつづける母親におばあちゃんが本気で言った「障害?そうなの?とても良い子よ。挨拶もしてくれるし、お片付けも出来る。こんなに良い子はいないと思うわ」というセリフが凄い印象的。
良い子の定義ってなんなんでしょうね。

群像劇でみんなそれぞれ重い問題を抱えているけど、他人と関わり物事を見る目が変わっていくのが良かった。
「スティグマを作るのも消すのも身近の人」という言葉があったけどそれに近いものを感じる。
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